山陰地方に行ってきた！〜day1_鳥取市(鳥取砂丘・白兎神社)〜
山陰地方には初めて訪れた。前にANAのセールで羽田から鳥取・米子方面のチケットが片道1万円程度で取れていたので、せっかくだし行ったこともないとこに行こうということで山陰へ。めちゃくちゃ楽しみ。
概要・工程
今回は一人旅。というか基本的に筆者は一人旅が多く、前回の伊勢志摩旅行が特別だった。
それはさておき今回の旅行の概要について。今回は特に時期限定のイベントへの参加などはなく単なる旅行。
行き先は鳥取島根の2県で、具体的には鳥取市・米子市・境港市・松江市・出雲市を回ろうと思う。鳥取市では鳥取砂丘と白兎神社が目的で米子市と境港市は街並みを見たいのと弓ヶ浜という日本最大の砂州を訪れてみたいのでそれで。
松江は松江城と宍道湖を見たくて、出雲は言わずもがな出雲大社。2泊3日で自動車は使わないのでそこまでたくさん回れるわけではないが、上記を見られれば今回は満足かなと。
東京→鳥取
朝は4時起きだった。飛行機が7時発なのでせめて6時ごろには羽田空港についておきたい。旅行好きなので早起きは慣れているが、決して辛くない訳ではない。
まずは荷造りを始める。旅行に行くたびに前日までに荷造りを終わらせればよかったと思っているが、面倒なので全然できない。
それはさておき、荷造りが完了して羽田空港に出発した。羽田までは1時間程度かかるので早め早めに行動する。乗り遅れるわけにはいかないので。
羽田空港には出発の50分前くらいに到着した。到着後は早速保安検査場を抜けてラウンジに向かう。まだANAの上級会員資格は保有していないので、通常のカードラウンジだ。
やはり空港のラウンジからの眺めはよく、大好きな飛行機をよく見れるので時間がある時にはよく訪れる。
出発時刻の15分前くらいになって出発口に出かけた。地方空港路線あるあるのバスラウンジだ。結構面倒なので筆者はあまり好まないが、こればかりはどうにもならないので仕方ない。
定刻になり、飛行機についていよいよ出発か？といったところでまさかのアクシデント。どうやら旅客室内の空調の設備が不良だったらしく、その調査と修理のために出発が遅れるとのこと。
筆者は暇人なので問題ないが、急ぎの人は大変だろうなと思った。
鳥取空港
結局30分くらい出発と到着が遅れたが鳥取空港→鳥取駅までの連絡バスは羽田便と連動しているらしいので到着してすぐに駅に向かうことができた。
鳥取空港は「鳥取砂丘コナン空港」という愛称が付いているらしく、名探偵コナンのイラストなどが飾っていて個性を出していた。
ちなみに搭乗者は10人くらいだったが手荷物受け取りに居たのは筆者だけだったので笑った。1人のためにレーンが流れるのシュールすぎる。直接持ってきた方が早いのでは・・・
鳥取駅
鳥取空港から鳥取駅にはバスで20分くらいで到着した。運賃が480円だったのだが、交通系電子マネーが使えないのは不便だった。
ちなみに鳥取の路線バスや電車は現金払いにしか対応していなかったので降りる時の両替が面倒だった。
9時半くらいに鳥取駅に到着した。これからどうしようか悩んだが、一旦宿泊予定のホテルに荷物を預けて鳥取砂丘か白兎神社かすなば珈琲に行こうと思った。
バスの出発時間の関係ですなば珈琲→白兎神社→鳥取砂丘の順に回ろうと思う。
すなば珈琲
すなば珈琲は鳥取県に展開するチェーン店で、県知事の「鳥取にはスタバはないけど日本一のスナバ(鳥取砂丘)がある」という発言をもとに地域の企業が作ったらしい。
グーグルマップで探したら駅の近くにあったので早速入ってみた。外装は上の画像のような感じで、結構おしゃれだった。
席に着くと早速注文。ここは客のスマホで注文するタイプらしい。ほかの店舗もだろうか？リクルートのシステムを使っていた。我こういうのきらい。店で端末用意してほしい
しかもWi-FiのパスやSSID等もどこにも記載がないのがムカつきポイント。これ何らかの罪に問えるようにしてほしい。
さて、そんな愚痴はともかく注文。今回はマンゴースムージーとカフェオレプリンにした。
スムージーはシャリシャリしていていてシャーベットみたいな感じで美味しかった。また、プリンの方もしっかりコーヒーの苦みが合ってプリン本来の甘みと合わさってとても良く、筆者の好みであった。
ただスムージーは量が多かったので、急ぎの人は無難にアイスコーヒーなどにしておくといいとは思った。メニューにはとても満足😋
街歩き
白兎神社はあの因幡の白兎伝説の地で、大国主命を祀っているらしい。幹線道路沿いにあって道の駅からすぐにあるので、自動車で訪れるにはかなりアクセスの良い場所となっている。
対照的に公共交通機関でのアクセスは極めて悪く、鳥取駅から1時間半に1本程度のバスを除くとほかにタクシーしかない。バスでも40分程度とかなり離れているため、時刻には気を付けたい。
すなば珈琲でちょうどいい時刻にバスが来るように調整しようと考えていたが、スムージーが思ったよりも大きかったので1本逃してしまった。そのため、13時過ぎの便に乗ることにした。
時刻は11時でまだ時間がかなりあったので、街歩きをして時間を潰すことにした。知らない街を歩くのも旅行の醍醐味なのでこれもこれでアリ。
とりあえず鳥取駅の北口の商店街あたりを回ってみることに。このあたりは飲み屋街なのだろうか、居酒屋がかなり並んでいた。
商店街のタイルにいた蟹。松葉ガニだろうか、すでに茹でられた色をしていた。
もう少し歩くと鷹？のような鳥がいた。筆者は猛禽が好きなのでテンションが一段と上がった。何か捕食していたと思ったら電線に飛んで行った。自由気ままで良いなと思ったら筆者も似たようなものであった。
駅前の景観は地方のそこそこ大きな町くらいの印象であった。本当に県庁所在地なのだろうか。筆者の故郷である宮崎市はもっと大きな街なので驚いた。鳥取市は都城市のような感じ？
一通り時間を潰したらバス停付近の待合室へ行き、バスに乗り込んだ。
白兎神社
鳥取駅からバスで約40分、白兎神社前のバス停に差し掛かったが降車ボタンを押すのを忘れてしまい、1つ先のバス停で下りることになった。旅行に失敗はつきもの。
しかしそのバス停というのが思った以上に険しく、一応舗装はされているが草ボーボーでかつ狭いうえにトンネルも通るという絶対に降りてはいけないような場所だった。泣く。
10分くらい歩いてようやく白兎神社前に着いた。道の駅もあったが、その足で神社まで直行することにした。参拝が終わってから道の駅は寄ろうと思う。
「因幡の白兎」という大きな名前のわりにこじんまりとした神社で、神社特有の逆バリアフリー構造でやや険しい道のりのわりに歩いて10分ほどで鳥居から拝殿までたどり着くことができた。
道中にあった手水舎だがうさぎの置物が居り、可愛かった。この神社はところどころにうさぎの置物を見ることができる。本物が居ればもっと良かったが・・・。
これが拝殿。
そして社務所。社務所ではお守りや御朱印帳などが並べられていた。小さな神社で御朱印はないと思っていたので意外。
ここの御朱印長がめちゃくちゃ可愛く、完全に好みだったので頂くことにした。御朱印にもうさぎの印が。
元々御朱印長は北海道神宮のものを所持していたが、引っ越しの際に片付けてどこかに行って以来そのままとなっていた。
そのため御朱印集めはしないだろうと思っていたが流石に気に入ったデザインだったので今後も神社では御朱印を頂くことにしようと思った。
Loading tweet...
さて、こじんまりとした神社を出たところで鳥取駅行きのバスが来るまでは1時間程度あったので道の駅で時間つぶしをすることにした。
一般的な道の駅同様、お土産や飲食物の提供などがあった。2階にはレストランもあるらしい？
11時前にすなば珈琲でスムージーとプリンを食べていたためそこまでお腹が空いていなかったのでレストランにはいかず、道の駅内のカフェで一休みすることにした。
このカフェもすなば珈琲だったが、そこは気にせず注文した。カウンターで注文するスタバ同様のシステムだった。こういうのでいいんだよ。
頼んだのはアイスのキャラメルウインナーコーヒー。逆光で暗いが、幹線道路と海を見ながらコーヒーを楽しむことができた。
飲み終わると今度はお土産を見て回った。因幡の白兎というそのまんまのネーミングのお菓子は薄皮の中に餡が入っているお菓子のようで気になった。おいしそう。博多通りもん的なアレかな？
いくつか見たが、よく考えれば鳥取駅で買えばいいのでここでは何も購入しなかった。この後砂丘にも行くので荷物を増やしたくないというのが一番大きな理由。
道の駅を出るとバスが来るまで30分程度になっていたので美しい白兎海岸を楽しむことにした。白兎の丘という場所から見ると良さげであったが、さすがに30分で行き帰りも考えると厳しそうということで断念。
道の駅付近から風景を眺めつつ写真に収めていたところでバスが到着し、神話の地を後にした。
バスに乗り込む際、鳥取市内の路線バスでは電子マネーが使えないことを思い出し整理券を取った。鳥取駅まで丁度いい小銭がなかったので両替しようと思い、前の方の席に座ると優先席だった。
対象の方が乗車したら譲ろうと思っているとバスが発車した。赤信号で止まったら両替しようと思っていたが、全然止まらずかなり焦っていた。両替したら後方の席に移動しようと思っていたのに乗客も平日のわりにある程度いた。
バス乗車後15分くらいでようやく両替ができ、とりあえず一安心だった。しかし後方を見ると席が埋まっていたため、しばらくこの席に座ることにした。
途中商業高校前のバス停につくと大量の女子高生が乗ってきてかなり騒いでいたのが印象に残っていた。
とても楽しそうで青春しているな、と感じていたがすぐに運転手が注意していた。詳細は↓で
Loading tweet...
バス内で砂丘への行き方を調べていたが、どうやら今乗っているバスと途中駅が同じらしいので途中下車し、砂丘方面のバスに乗り継いだ。
鳥取砂丘
そのバスに乗って10分程度で砂丘に到着した。砂丘はもちろん、「砂の博物館」という砂アートが楽しめる建物やレストランなどがあり、楽しめそうな場所だった。
しかし到着が17時前でほとんどの施設が17時に閉まる、ということで砂丘だけ向かうことにした。
このバスはポケモンの「サンド」のラッピングがなされていた。こういうコラボすき。
砂丘へはバス停から5分くらい歩くと到着する。想像していたよりもかなり大きく、さすが日本一の砂場だと思った。
砂上を歩いていると足を取られがちだったので気になり、砂を触ってみるとサラサラしていた。なるほど道理で歩きにくい訳か。入口のような場所は小高いところとなっており、砂丘全体を一望できるようになっている。
正直奥の方まで歩いていくのは面倒くさそうだったが、せっかく来たので向かうことにした。一応自撮りもしてみた。
Loading tweet...
海が見える「馬の背」という丘まで3/4まで来たところだっただろうか、雨がぽつぽつ降ってきた。最悪だ。
持ってきていた折り畳みの日傘兼雨傘を差して何とか丘までたどり着いた。問題はここからで、入り口まで戻るのが大変だ。雨がより強くなって風まで吹いてきたので、奥まで来たのを多少後悔していた。
悪路を進んで入口に着いたことには靴は砂だらけ、リュックはびちゃびちゃとなかなかひどい有様だった。早く帰りたいと思っていたが、とはいえ帰りのバスまでは30分以上ある。面倒だしタクシーを呼ぶか・・・。
なんて考えてGOアプリを開くも対象地域外との表示が。どうやら鳥取島根はGOアプリで配車不可能な地域らしい。終わった。仕方がないので約30分間、SNSをしながらバスを待った。
ホテルチェックイン
鳥取駅まで運んでくれたバスから降り、ホテルへと向かった。駅からは歩いて5分程度とそこそこ立地がいいため、ここを選んで正解だったのかもしれない。
チェックインが終わると早速部屋に向かった。広さとしてはそこそこ程度だったが、デスク周りが一般的なビジホよりも広かったので作業するうえではちょうど良さそうだった。
旅行中なのでプログラミングする、とかはしないが、この記事の執筆などをする予定。
今日は移動が多く、朝4時から現在18時まで活動していたということで疲労も溜まっていたので、まずは大浴場に向かうことにする。こちらのホテルの2階のゲストラウンジにあるらしい。
ゲストラウンジにはコーヒー等の飲み物がいくつかあったり漫画が置いてあったりしていた。個人的にはそこまで使わなそうなイメージだった。大浴場は屋内に1つだけだったが、足を伸ばしてまったり寛げたので満足。
部屋に戻り、夕食を何にするか考えていると近くに居酒屋があったのでそこに向かうことにした。水曜だったからかすぐに案内されたのはよかった。
一人飲みセットというものがあるらしく、それと梅酒の水割りを注文。このセットにはお通し+天ぷら+刺身+焼魚などがあった。天ぷらは塩がかかっているらしくつゆの提供はなかった。
このセット、2400円くらいしたが味はそれなりに楽しめた。合計で3680円。コストパフォーマンスを求めるなら鳥貴族に行けばいいのでここは飲み込んだ。
ホテルに戻る前にコンビニにでも寄って何か買おうと思ったが、鳥取駅北口にはコンビニがほとんどなく、ホテルから7分程度歩く必要があった。駅前の寂れ具合が県庁所在地のそれとは思えなかったが、せっかくなので少し歩いてみた。
ホテルに戻り、明日の出発時刻・行程の確認を行う。明日の予定はまず松江に向かってホテルに荷物を預け、そこから松江しんじ湖温泉駅へ移動し出雲大社前へ。その後は松江に戻って松江城でも見てホテルにチェックインして終わりかなといったところ。
今日のように予定が詰め詰めではないのでより快適に過ごせそう。そんなことを思いながら眠りについた。
まとめ
1日目は比較的理想的な動きをできたと思う。強いて言えば1件目のすなば珈琲の滞在時間をもう少し短縮できればより早くに砂丘に着けたので店も行けたし雨に降られることもなかったと思われるのでそこだけ気にはなった。
ただ、大雨のあまり立往生という状況になったわけでもないので良かった。明日もトラブルなく終えたい。
