山陰地方に行ってきた!〜day3_境港市〜
1日目:山陰地方に行ってきた!~day1_鳥取市(鳥取砂丘・白兎神社)~
2日目:山陰地方に行ってきた!~day2_松江市・出雲大社~
昨日は酒飲んで寝たけどチューハイ1杯だけだったのでそこまで酔いはせず、すっきりとした目覚めを体験できた。これはかなり良かった。
やはり旅行中は飲む量をセーブすることが大切。
概要・行程
今日は山陰地方旅行最終日。米子と境港行って米子空港から羽田に帰る予定。ほぼ移動なので特に書くこともないかな。
米子は時間があれば駅近くを街歩きして、境港はゲゲゲの鬼太郎の水木しげるのゆかりの地なのでその関連を見たり漁港見たりできればいい。
朝食
まずは朝食。このホテルももちろん朝食付きで取っているが、こちらもビュッフェだった。ここのビュッフェでは出雲そばを食べることができた。
岩手のわんこそば・長野の戸隠そば・島根の出雲そばが日本三大そばと呼ばれているらしい。日本人って三大なんちゃらって好きだよね。
そばのほかには天ぷらに温玉、ワッフルなどを食べて朝食を終えた。やはりドーミーイン、どれもかなり美味しかった。他のビジネスホテルより宿泊代金が高いのも頷ける。
特に天ぷらは揚げたてでサクサクで非常に良かった。今度松江に泊まることがあればまた来たいと思った。
松江→米子
朝食を終えたらチェックアウトしてバスで松江駅に向かうことにした。今日は14時45分米子発の便で帰るので、あまり時間はない。8時半にチェックアウトした。
近くのバス停から約5分で松江駅に到着し、そこから普通電車で米子に出発した。幸いなことに松江も米子も鳥取と違って交通系ICが使えるので、スムーズに改札を突破することができた。
米子へや30分程度て着くことができたのでこの都市間はかなり短いのだと思わされた。鳥取から松江までは1時間半もかかったので…。
9時過ぎに米子に到着したが、まず米子空港に荷物を預けたかったのでそちらに寄って境港に行こうと思った。境港に行って時間が余れば米子に戻って空港まで行けばいいかなと。
0番ホームに向かうと、鬼太郎ラッピングの電車が出迎えてくれた。ホーム自体もゲゲゲの鬼太郎の飾りつけ等もあり、妖怪に明るくない筆者もテンションが上がった。
米子→境港
最初は米子から空港に行こうと思ったが、電車の時刻表を確認すると次の電車まで1時間程度待つ必要があることが分かった。
荷物を預けてから駅まで戻るにしてもせいぜい20分もあれば十分だと思うので、それだけ待つのはロスが大きすぎる。
したがって、そのまま境港まで直行して荷物は駅などで預ける方向にした。流石にスーツケースを持ってたくさん歩くのは辛いのでこれは正しい判断だったと思う。
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それはそれとしてこの電車やたら遅いと思ったら17.9kmの距離を45分も掛けて進んでいた。同程度の距離である東京‐川崎間であれば17分で移動できるのでかなり遅いのがわかると思う。
境港市
ゆっくりと時間をかけて短い距離を、自然豊かな車窓を見せながら私を運んでくれた境線の電車が境港駅に到着した。
境港駅も鬼太郎のラッピングがしており、観光資源を彼らにかなり依存しているとみられる。観光都市にしては駅が思いのほか小さく、拍子抜けしてしまった。
それもそのはずで、あとで調べてみると人口は3.2万人とあの鳥取県の中でももっとも人口の少ない市らしい。それを踏まえるとこの小さな駅舎もさもありなんというところだろうか。
同じ港町ということで筆者が4月に訪れた銚子市と比較しても銚子が6万人程度と踏まえると街の規模としてはやはり小さいと感じた。
とりあえず荷物を預けなければということで観光案内所へ。こちらは700円で荷物を預かってくれるとのことらしいので早速スーツケースを預ける。
受付は50代ほどのご婦人だったが、荷物を預けたいという旨を伝えたところ
「駅のロッカーの方が500円なので安いですよ」
と伝えてくれた。もちろんそれは筆者も承知で、確かに駅のコインロッカーを見ると500円と書いてあった。しかし、そこは現金のみ対応で両替機も近くになく面倒だったのでこちらに預けることにしたのだ。
「ありがとうございます。でもこちらでお願いします。」
伝えると、ご婦人は引き換えのプレートを渡してきてスーツケースを奥の方にしまっていった。地方の人は親切だな~と思ったが、今思うと管理が面倒だっただけなのかな?と邪推してしまった。
それはともかく、境港の探索を開始する。まずは有名な水木しげるロードだろうか、どんな商店街が広がっているのか待ち遠しい。
駅から3分程で水木しげるロードに来たが、この道に何体かの妖怪の像がまばらに並んでいた。後はお土産屋がほとんどで、特別レクリエーションが楽しめるようなレジャー施設などがあるわけではなかった。
道沿いを進むと、「妖怪神社」という施設があった。これは神社なのか?と思ったが鳥居らしきものもある。ただ、名前からするに神道の施設ではなく水木しげるにあやかった店の一部なのだろう。
御朱印売っています、というような案内もあったので隣の店に入ってみると、300円で御朱印が売っていた。また、鬼太郎関連のグッズにガチャガチャ等、好きな人にはハマるような店だった。
御朱印も確かにあったが書置きのみで、そのうえ筆者は神道の信者なので御朱印帳にそのグッズを貼るのには抵抗があると思い、購入しないことにした。
そのまままっすぐ進んでいると、水木しげる記念館というミュージアムがあった。現在10時半過ぎで時間もあったので、早速行ってみることにした。
当日券は千円と安くはないが、このような機会もなかなか無いだろうと思い支払って中に入った。エレベーターも妖怪がいくつか描かれており、かなり力が入っていると思われる。
順路通りに進んでいると、まず水木しげるの生い立ちから当時の戦争の話、漫画を描き始めたところから貧乏生活時代等彼にまつわる様々なことが記録されていた。
もちろんゲゲゲの鬼太郎はじめ妖怪の展示もあり、全然知らなかったものや見たことのあるものまで色々と書いてあった。
コロナ初期に流行ったアマビエもいた。
展示のコーナーを抜けるとお土産屋もあった。水族館の最後のお土産を売っている場所のようなイメージ。今回は何も買わなかったが、水木しげるの本などもあって面白そうだとは思った。
時刻は11時半でそろそろお腹も空いてきたので、近くで飲食店を探すことにした。鳥取では松葉ガニと呼ばれるズワイガニが名産らしく、それが食べられるところがいいなと思っていると近くに回転ずしを発見した。
早速入店し、イカやイワシ、ズワイガニにマグロ中トロなどを注文した。
価格は高めだったがネタも大きく、満足いくお味だった。ただ、北海道のトリトンという回転ずしチェーンの方が個人的には好みだった。
5皿食べて2024円を支払うとすぐに店を後にした。そのまま漁港を見つつ駅まで歩いて行こうと思ったら錨が飾っているのを見かけた。こういうのも港町特有のものなのだろうか。
カツオ。
境港は海の向こうに山が見えるという面白い地形をしており、銚子のようにずっと海が広がっているわけではないというのも注目すべきポイントであろう。
そんな街並みを見てたら駅に着いた。駅に到着したのが12時頃で米子方面行の電車が12時32分。その間に預けていたスーツケースを引き取ったりYouTubeを見たりしていて時間を潰した。
境港から終点の米子まで行ったとして到着は13時17分。そこからすぐ電車に乗っても米子空港到着は14時11分なのでさすがに米子の街歩きはパス。そのまま境港から空港に向かった。
米子空港
米子空港駅に着いたのだがここでアクシデント。境線のICカードは電車内でタッチしなければならず、IC改札を設置していない駅もあるらしい。
米子も境港も駅に置いてあったのでまさか空港駅には置いていないとは思わず、途方に暮れていた。これでは出場できない。
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とりあえず空港方面に歩いて行ったがそれでも解決することはなく、必死で何とかする方法を調べてみた。Twitterにはそのまま羽田に行き、品川まで切符を買えばいいというような内容が書いてあった。
しかし、わざわざ切符を買うのも面倒なうえにまだ出発まで時間はあるので、駅まで戻ることにした。
幸い、逆方向ではあるが電車が10分程で駅に停車し、その間に降車のICカードにタッチして難を逃れた。やはり空港には時間に余裕をもって到着するべき。
既にオンラインチェックインを済ませていたので空港内のANA FESTAを見てみると良さげなお土産が並んでいた。鳥取土産は2日目に購入済みなので特に買うものはないと思ったが、松葉ガニの煎餅が気になったのでそれだけ購入した。
それでもまだ13時頃で出発まで時間があったので、ラウンジで休憩することにした。米子空港には航空会社のラウンジはなく、カードラウンジのみであった。しかも制限エリア外なので搭乗時刻に注意して向かわなければならない。
米子空港ラウンジ。セゾン・UC・エポスカードはダメと大きく書いてあった。筆者はJQエポスゴールドを保有しているが、ANAアメックスゴールドやマイレージプラスJCBゴールドもあるのでそちらで入室した。
ちなみにAMAX系は同伴者と合わせて2名まで空港ラウンジに入室できるので、もし友達等と飛行機を使った旅行に行くのであればおすすめ。
ラウンジ内に入ると、想像以上に小規模のラウンジで驚いた。流石に羽田や福岡と同じとは思わなかったが、まさかここまでとは(赤井秀一)
中には40代くらいの男性が1組と1人すでに入っていた。ローカル空港のラウンジ、もしかして使う人少ないんかな?
せっかくラウンジに来たので飲み物を飲もうと思ったが、このラウンジのドリンクバーは自販機タイプだった。これは初めて見たのですごく新鮮だった。ミルクティーを選んで椅子に向かう。
そこで20分程度ブログ記事を書いてラウンジを後にした。人が少なくてかなり快適だった。こういった地方空港のラウンジは案外居心地がいいものだという新発見だったが、ラウンジ内にトイレがないので長居には向いてないかも?
ラウンジを抜けて航空会社カウンターに荷物を預けると、すぐに保安検査場へ向かった。この程度の規模の空港であれば優先レーンとかは並ばなそう。
保安検査ではベルトの金属が反応してやり直すことになったが、それ以外特に問題なく通過できた。
制限エリア内にも売店があり、鳥取で作られているウイスキー等興味を惹かれるようなラインナップがあったが、700mLの瓶しかなかったので断念。120mLとか作ってほしい。
30分程待っていると搭乗案内があったのでそのまま飛行機に乗り込む。旅行から帰ることによる多少の寂しさと早く帰りたいという疲労感を乗せて飛行機は発進した。
台風10号の影響で風が強く、日本海、福島上空を通って羽田に向かうルートになるらしいのでフライト時刻が約30分伸びるとのこと。
行きも帰りも定刻通りにいかなかったが、それもまた旅行の醍醐味。17時頃に羽田空港に到着し、そのまま荷物を抱えて帰宅した。
まとめ
今回の旅行はかなり満足のいく工程だった。ただ、5月に予定して8月に実施だったので特に台風について読めず、最終日まで飛行機が本当に飛ぶのか、飛ばなかった場合はどのように動くべきかを考えることになった。
結局飛んでよかったが、こういった外部の要因で旅行の工程も考えなければならないのかと思うと少し億劫になってしまった。
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ちなみに、お土産はこんな感じで色々購入できた。