山陰地方に行ってきた!〜day2_松江市・出雲大社〜
1日目:山陰地方に行ってきた!~day1_鳥取市(鳥取砂丘・白兎神社)~
1日目で神社や砂丘を歩き回ったが、特に筋肉痛などはなく2日目を迎えることができた。日頃の行いだろうか。
それはさておき本日はあの出雲大社に向かう。今月は伊勢神宮も出雲大社も行くので縁起が良さそう
概要・工程
本日は鳥取駅から松江駅に向かってホテルに荷物を預け、そのまま松江しんじ湖温泉駅から一畑電車に乗って出雲大社を目指そうと思う。
そこから帰って松江の街歩きと松江城を見てホテルにチェックインすれば満足かな。
朝食
チェックアウトする前に朝食をとる。筆者は旅行の際、たいてい朝食付きのホテルを予約するのだが今回も例外ではない。
このホテルの朝食会場は1階のレストラン。6時半頃に早速入って朝食券を渡すと30~40代のおじさんがぽつぽつと存在していた。本日は木曜なので観光客ではなさそう。多分出張族だろう。
↑バルミューダのトースター。使い方分からん。
朝食はよくあるビュッフェ形式となっており、野菜やパンやらを楽しむことができた。今日はこんな感じで取ってみた。
毎回思うが、ビュッフェは取るのが難しい。バランスや好みを考えながら周囲にも気を遣いつつ要領よく回るのは決して筆者にとって簡単ではない。ほかの人は難なく行えるのだろうか?
鳥取→松江
朝食を終えると部屋でブログを書きつつ9時半ごろにチェックアウトした。そのまま鳥取駅へ向かい、切符を購入して松江へ。
ホームにはコナンラッピングの電車が乗客を待ち構えていた。この町どんだけコナン推すんだよ。
松江に到着すると、すぐにホテルに向かった。松江も鳥取もだが、駅から繁華街方面にいくときに地上からまっすぐ行きづらいの不便すぎる。普通に横断歩道作ってほしい。
駅からホテルまでは約1km離れていたが、15分くらいかけて歩いて行った。バスを待ってもよかったが、ホテル付近のバス停から松江しんじ湖温泉駅までのバスの時間的に微妙だったので。
ホテルに着いたのだが、このホテルインバウンド需要を狙っているのだろうかやたら和テイストを推している。
フロントに向かったが、そこには誰もおらず5分くらいウロチョロしてたらスタッフがやってきたので預けたい旨を伝え、荷物を渡し、次の目的地である松江しんじ湖温泉駅に向かった。
松江しんじ湖温泉駅
駅に着いたのが12時過ぎくらいで電車の出発が12時45分だったので結構時間があった。
一畑電車は改札でICカードが使えない代わりに切符をキャッシュレスで購入することができるという謎仕様。
松江しんじ湖温泉駅から出雲大社駅までは片道820円で1日乗車券が1600円だったので後者を購入した。
切符を買って駅内を見たがあまりにこじんまりとしており、待合室もなく暇を潰せそうな施設もなかったので近くの飲食店を探し、お昼にすることにした。
しかしこのあたりにさっさと食べられるようなお店がなく、田舎に来たことを理解らせられてしまった。仕方ないので周辺をぶらぶらしていると、駅にUCCのマークを提げた喫茶店?のような場所があった。
ここで軽食を食べればいいかと思い、早速入店。50代くらいの落ち着いたママが迎えてくれた。これ出発まで時間大丈夫かな…なんて思いながらメニューを見てみる。
タコライスや薬膳カレー等が書かれていたが、さすがに時間が厳しそうだったのでトマトパスタを注文。注文したのが12時15分ごろで、5分程でセットのサラダがやってきた。
時間どうしようやばいかなパスタ時間かからなそうだから注文したんだけど…等焦りながらサラダを食べる。これほど焦ったのは久しぶりだ。
東京なら電車が1本過ぎても5分までば次の電車が来るのだが、松江のような地方では1本逃すと次は1時間後だ。しかもこの駅の近くには本当に何もない(市役所程度)のでここで乗り損なうわけにはいかないのだ。
12時30分あたりでようやくパスタが供された。助かる~~。
早速食べてみたのだが、これがなかなか美味しい😋
トマトの酸味とオリーブオイルのまろやかさがマッチしていて満足だった。
量は成人男性の昼食としては物足りないが、このタイミングだと本当にちょうどいい量だった。神。ただ、値段が880円したので決して安くはなかった。今度時間のある時には薬膳カレーを食べに来たい。
時刻は12時40分。美味しいパスタ作ったママにお金を払い、急いでホームへと向かった。
松江→出雲大社
松江から出雲大社までは一畑電車というローカル私鉄に乗って向かう。JRの松江から出雲市→出雲大社までのバスに乗ることも可能ではあるが、それだと電車→バスの乗り換えが必要。出雲市から出雲大社まで結構離れているので…。
また、JRを使うんだったら最初から鳥取→松江ではなく出雲市への切符を買えばよかったことになって少し損した気分になるということもあり、一畑電車に乗ってみたという経緯がある。
一畑電車は宍道湖を沿うように路線を敷いているので、乗車中は日本有数の大きさである宍道湖の景観を楽しむことができる。
この巨大な湖であの有名なシジミが獲れるのか…と思っていたが、どうやら宍道湖は汽水湖らしく沿岸のみでしか獲れないらしい。
そんなことを調べていると乗換駅の川跡駅に着いた。このまま乗っていると出雲市駅に行ってしまうのでここで乗換。この駅の乗り換えだが、踏切を挟んで反対側のホームに行くというなかなか見ない乗換方法だった。
しかしその時ちょうど雨が降っており、非常に面倒な乗換体験だった。濡れたし。
ちなみにこの電車は2両編成だが、乗客は2,30人程度いた。木曜の昼にこれだけの人がいるということは土日はこの倍くらい乗っているのではないだろうか?さすが出雲大社。
乗換後は特に何事もなく出雲大社前に到着した。
出雲大社
出雲大社前に着くとすぐに参道が見えた。駅のトイレで用を済ませ、傘を差しながら出雲大社に向かった。途中いくつかのお土産屋や飲食店が並んでおり、いかにも門前町という町並みだった。先日行った日光市をふと思い出した。
出雲大社の大きな鳥居をくぐった後はそのまま拝殿へと向かう。今回はお参りしてお守りを購入して御朱印を頂ければ満足。
敷地内に入ると急な下り坂となっていた。雨後の濡れた石のタイルは相当歩きづらく、簡単に転びそうな気がしたのでかなり神経を使って先に進んだ。
出雲大社の鳥居から拝殿は想像以上に長く、10分ほどかけたようやく到着した。拝殿・本殿は立派な建物で、そら10月に全国の神様も集まりますわと。
ちなみにこのしめ縄は4.5トンあって日本最大らしい。凄いしか出てこない。
早速お参りしてお守りを頂いた。出雲大社は縁結びの神社とのことらしいので縁結びにした。火との縁は大事。
近くにあった建物で御朱印も書いて頂き、出雲大社を後にする。往復2時間半以上かけて滞在時間は約30分程度だが、この立派な神社は見る価値があった。
帰りに参道にあったお店で気になったはちみつソフトを食べることにした。450円だが、50円足すと上にはちみつを掛けてくれるとのこと。最初から掛けとけと思いつつも500円で購入した。
これが結構美味しく、はちみつ好きの筆者としては大満足だった。余談だが、筆者の朝食はオートミールとチアシードにアーモンドミルクを掛けて一晩冷蔵庫に置き、翌朝それにきな粉とはちみつ、冷凍ベリーを掛けて食べている。いわゆる鳥の餌。
結構お腹膨れるしヘルシーなのでおすすめ。ずっと置いて置けるので常備できて便利
それはそれとして駅に向かい、20分ほど待って出雲を後にした。今回は松江しんじ湖温泉駅に直行で乗換無しなのでありがたい。
ちなみに一畑電車、1両は一般的な電車と同様だがもう1両はこのように一方を向く形で席が作られている。普通両側とも窓を向くように設計すると思うが、何か考えがあるのだろうか?
松江市探索
16時30程に松江しんじ湖温泉駅に到着したが、ホテルにチェックインするにはやや勿体ないくらいに時間が空いていたので国宝:松江城に行くことにする。日本でも数少ない天守閣が現存するお城らしい。
駅からバスで行くのも考えたが、1km程度だったので散歩がてら歩くことにした。歩いていると道中に肉屋を発見した。しかも店外で冷凍コロッケが自販機で売っている😲
4人ほど並んでいたが筆者も並んでみることにした。店は小さく、イートインスペースなどは無さそうだった。惣菜はコロッケやメンチカツ、ヒレカツ等色々あったがコロッケとメンチカツを1つずつ注文することに。
揚げたてなのか暖かかった。食べ歩きをするにもそこまでお腹が空いているわけではなかったのでリュックにしまい、そのまま松江城へ向かうことにした。
さらに道中、竹島資料室の看板が目に入った。そうか、竹島は島根県の管轄だったな~と思っていると看板の下に韓国語も添えられていて笑った。
興味はあったが時間の問題で今回はパスした。面白い資料とかありそうで気になっていたが残念。
松江城
そんなこんなで松江城の下まで来た。正直松江城の城主って誰だよ…と思って調べると「堀尾氏」「京極氏」「雲州松平氏」らしい。誰だよ。
敷地はかなり大きく、戦国時代の歴史に大して明るくない筆者も城主の影響力は決して小さいものではないのだと推し量った。
本丸は無料で、天守閣は680円らしい。時間も17時過ぎているし、天守閣は写真に収められればいいかな?
本丸から上っていると、途中で松江神社という神社があった。せっかくなのでお参りしたが、出雲大社を見た後だとさすがに霞んでしまう。こういう小さな神社の雰囲気も好きではあるが。
神社からさらに上に上ると、天守閣への関所?のようなものがあった。ここで入場料を支払うのだろうか。入場料を支払うこと自体は良いのだが、払ったところでそこまで長時間居られるわけでもないので今回は断念した。
そこからはすぐチェックインのためにホテルに向かった。
ホテル
松江城から15分ほどかけて歩くとホテルに着いたが、大型の観光バスがあり大量の中国人が入口に並んでいた。このホテルは靴を脱いで下駄箱に入れてから受付に行く必要があるので面倒だった。
チェックインの受付だが、50代くらいの男性であった。なぜか言葉がたどたどしく、設備の説明もおぼつかない感じで近くの20代後半くらいの女性がサポートしていた。新入りだろうか?
そんなこんなで預けていた手荷物を引き取り、指定された部屋に入った。部屋の印象としては最初に来た時同様、インバウンド観光客向けに「和」を押し出している感じだった。
ただし畳なのにベッドがあるなど西洋人向けなのかな?という印象を感じた。
小さなテーブルと長めのチェアで、デスクも広くなくその近くに照明もなかったので、まるで安アパートに住む一人暮らしの大学生のような部屋だと思った。
ここまで文句を言ってきたのでここからも文句を言うが、結構歩いて疲れてたのでそのまま大浴場へ向かった。
しかし、11階の大浴場に来てもタオルが置いていない。ということは部屋か?と思い再度8階まで下りて部屋を探すとバスタオルが置いていた。
いや受付で説明せんかーい!💦
そう思って11階に行くためのエレベーターの中を見ると、大浴場にはタオルが無いので部屋から持ってこいと書いてあった。部屋に書いてくれ。
このホテルの大浴場は内に1つと水風呂が1つ、露天に1つと壺風呂が2つとホテルにしては充実していた。
露天風呂は42度を指していて暖かく、かなり満足することができた。10分ほど満喫したらすぐに出た。温泉は長く浸かると暑いのですぐに出ると良い。
ここのホテル、大浴場に自由に持ち帰れるアイスが置いてあった。チョコレートのアイスを持ち帰り、部屋で頂いた。
現在時刻が18時半となっているので、そろそろ夕食を頂こうと思う。散歩中に肉屋で購入したものもあるし、今日は居酒屋ではなくコンビニで適当に食べ物や酒を買うことにした。
松江は鳥取と違って近くにコンビニがあるので助かる。ホテルから5分程でローソンに着き、グラタンやチューハイ、おつまみなどを買ってホテルに戻った。
早速部屋で暖めようと思ったがレンジがなかったのでレンジのある7階まで下りる。1階しか変わらないのにエレベーターを待つ必要があるのが面倒だった。
夕食を温めて部屋に戻った。旅行先でコンビニ飯はいかがなものか、という声もたまに聞くが、外食よりも安上がりなうえに普段と違う感じがして筆者は好き。
アツアツになったグラタンの蓋を外してそこにコロッケとメンチカツを乗せ、夕食を楽しんだ。こういうのでいいんだよ。
食事を終えてYouTubeなどを見ていたら時刻は21時半ほどになっていた。このホテルはドーミーイン系列なので夜鳴きそばというラーメンが21時半から23時の間にレストランで提供される。
丁度いい時間になったので早速レストランへ向かった。
あまり人も多くなく、すぐに注文ができて1分程度で出てきた。醬油ベース?っぽいがあっさりしていて食べやすく、半玉なので夜食にちょうどいい量だった。
部屋に戻ると満腹で既に眠くなった。明日は特に早くないが、米子まで行く必要があるのですぐに寝よう。おやすみなさい。
まとめ
2日目は大きな予定が出雲大社に行くことくらいだったので割と余裕をもって旅行を楽しむことができた。明日は最終日、米子と境港と空港に行く必要があるので時間の管理をしっかりしないといけない。
そもそも8月29日現在、台風10号が大分あたりまで来ているのでそれが山陰まで来なければいいのだが…。飛行機ちゃんと飛ぶといいな。